2014年07月25日

相続対策の基本的な考え方1

相続対策では、次の3つの点が重要になります。気をつけましょう。

・納税資金の準備(確保)
・遺産分割でのトラブルの回避
・相続税の節税対策


多くの方は「節税」にばかり気をとられていますが、「納税資金の準備」や「遺産分割のトラブル回避」にまず取りかかるべきと、私は思っています。

今回は「納税資金の準備」についてお話しします。

相続税は原則、申告期限までに“現金”で納付しなければなりません。ですから、そのときに慌てないように、少なくとも相続税相当額の現預金は生前に準備しておきましょう。
資産のほとんどが土地等の不動産である場合は、特に注意が必要です。相続税を納めるために土地の処分を考えなければならなくなりますから。土地を譲渡すれば、当然、所得税の対象になりますし、現金化の必要性から大切な資産を安く手放してしまうことにもなりかねません。


納税資金確保の前に、どんな財産がどれだけあるのか、今もしものことがあったら相続税はいくらかかるのか、を把握しないといけませんね。相続税がかからなければ、そもそも考えなくてもいいことですから。
財産の評価、相続税の試算については、専門家に相談しましょう。






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