2010年10月08日

営業戦略について

 このブログで経営者が経営を行う上で最も重要な仕事は、経営戦略を考えることであるとお話しましたが、特に3年後5年後または10年後の自社の未来像(理想像)に基づく経営戦略が最も重要で、その中でも「営業戦略」が重要だと思います。

 一般的に中小零細企業の経営者は営業が苦手の方が多いと思います。特に製造業の経営者の方に多いと思います。会計の立場からいっても、売上から仕入れや経費を引いたのが利益ですから、利益を大きくするのには、売上を大きくすることが一番の近道です。売上は、多くの場合「お客さんの数×客単価=売上高」ですから、結局お客さんの数を増やすことしかありません。お客さんの数をどうして増やすかを戦略的に考えるのが営業戦略です。

 営業の方法は無限にあります。打つ手は無限です。例えば、DM、ファックス、電話、新聞等のチラシ、ポスティング、看板、ホームページ、電子メール、手紙、年賀状、暑中見舞い、寒中見舞い。催事営業、飛び込み営業、異業種交流会等への参加、例えば、商工会議所、ロータリー、ライオンズクラブ、青年会議所等、親戚、友人、その他幾らでもあります。できるだけお金を掛けずに有効な方法を考えることが必要ですが、まずは「自社に合った方法を真剣に考え、そして足を棒にしてでも行動するしかない」と思います。

 私ども会計事務所は、最近まで「営業の禁止、広告の禁止」というルールがあり、違反すると税理士会から呼び出され、従わないと退会になり、退会すると法律で仕事ができないことになっていました。しかし、このことは独禁法違反と指摘され、数年前解除されました。
 
 これからは皆さん、お互いに助け合い、営業に力を入れていきましょう。




 加藤 繁 
税理士法人 森田経営
代表社員

昭和40年2月23日生
主な資格:税理士、行政書士

※ 現在、市役所、公民館、商工会議所等で経営・簿記・税金等の講師としても活躍中

加藤 繁
税理士法人 森田経営
代表社員

昭和40年2月23日生
主な資格:税理士、行政書士

※ 現在、市役所、公民館、商工会議所等で経営・簿記・税金等の講師としても活躍中


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