2004年02月10日
「経営戦略」の策定方法について
「経営戦略を策定することこそ、経営者の最も重要な仕事であり、これに専念しなくてはならない」とお話ししました。具体的には、我社の置かれている、外部環境と内部環境を良く考えた上、経営の三要素である「人」「物」「金」に分けて考えると、解りやすいと思います。経営戦略を作ることは、儲かる事業構造を作る事でもあるわけです。
1.人
「採用」・・・まず「人」ですが、我社が必要とする人とは、どのような人材が必要なのか、先ず考えることだと思います。仕事の内容により外国人や高齢者や女性のパートの方が良い場合もあります。現在は就職難ですから、新聞のチラシ等で募集すれば意外と多くの人の応募があります。仕事の内容に合った人材を採用することが第一です。
「教育」・・・人を採用したら、どのように教育したら良いかを考えなければなりません。新入社員教育、1年目教育、2~3年目教育、生涯教育等様々ありますが、社員教育をどのように行うか考えなければ成りません。
「やる気」・・・仕事をやる気にさせるには、どのようにしたら良いか、考えなければなりません。我社に合った、給与体系にするには、如何したら良いか。成果主義、年俸制等いろいろあります。報奨制度を作る方法もあります。
次回は、「物」について考えて見ましょう。
加藤 繁
税理士法人 森田経営
代表社員
昭和40年2月23日生
主な資格:税理士、行政書士
※ 現在、市役所、公民館、商工会議所等で経営・簿記・税金等の講師としても活躍中