2011年04月10日

東日本大震災に思う

3月11日午後、8日に脳出血で急死した親友の葬儀のため、弔辞を考えていました。考えていると、涙が出てきて頭がふらふらしてきました。その時地震がありましたが、最初の頃は、自分の頭がふらふらしているのか、地震なのか、はっきり解りませんでした。そのうち蛍光灯が揺れているのが解り、地震に気が付きました。しかし、その時はこんな大震災になろうとは夢にも思いませんでした。

それから、テレビでは連日大震災の状況を放映することになりましたが、可哀想で長い間見ることができないのは皆さんも一緒だと思います。

親友の葬儀も終わり、間も無く、私の属するあるクラブのメンバーの親戚が三陸におり、連絡が取れないので見に行くことになりました。大型トラックは道が通れないということで、2t車で行くことになりました。何を持って行くか考え、灯油とインスタント食品を持っていくことになり、メンバーの家を回りそれらの物資を集め、一週間後の18日に3人で出発しました。途中警察に捕まり、大量の灯油は運んではいけないことになっているようでしたが、訳を言ったら、警察も許してくれたそうです。

メンバーは無事親戚の家に着き、親戚の方は助かった様ですが、親戚の方が言うのに「私は幸い無事で食料もあります。車の物資はもっと奥に避難している人々が居るので、その人達に渡して下さい。」と言われたそうです。メンバー達は言われたようにもっと奥へ行くと、車は通れなくなり、そこで車の物資を全部降ろして、後は、ボランティアの人達が何キロか先の避難している人々の所へ歩いて運んでくれたそうです。そのボランティアの人々の姿に、メンバーの人達は涙が止まらなかったそうです。

日本人のいざという時の助け合いの心は世界に誇れることだと、改めて思いました。




 加藤 繁 
税理士法人 森田経営
代表社員

昭和40年2月23日生
主な資格:税理士、行政書士

※ 現在、市役所、公民館、商工会議所等で経営・簿記・税金等の講師としても活躍中

加藤 繁
税理士法人 森田経営
代表社員

昭和40年2月23日生
主な資格:税理士、行政書士

※ 現在、市役所、公民館、商工会議所等で経営・簿記・税金等の講師としても活躍中


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