2012年08月09日

「社長として断固なすべき6つの仕事」

私は「社長として断固なすべき6つの仕事」という題名の本を何回も繰り返し読んでいます。この本は「田中久夫」さんという経営者が自分の体験をもとに85歳の時書きあげた本です。

田中久夫さんの経歴を紹介しますと、学校卒業以来、50歳までサラリーマン生活を送り、その間に何万人からなる労働組合の委員長等も経験します。
50歳の時、私財を投げ打ち、倒産同様な中小会社の再建に経営者(社長)として取り組みます。65歳で引退しますが、後にその倒産同様の中小会社は東証一部上場の大企業までに成長します。
65歳~70歳までの約5年間は、故郷に帰り高齢の母親の面倒をみますが、その間に企業経営者等から「経営指導」の依頼を受けるようになり、徐々に仲間の経営者の「経営指導」を行うようになります。
85歳になった時、50歳からの経営者としての経験と85歳までの「経営指導」の経験をもとにこの本を著したようです。

「社長として断固なすべき6つの仕事」とはどんなものか、その項目を列挙しますと下記のようになります。
1.絶対赤字を出さない経営
2.成長するために新たな収益源を創り出す仕事
3.社長と社員の心をひとつに合わせる仕事
4.社員の努力が実るような賃金決定
5.利益目標を確実に達成させる部門別収益管理
6.経営の長期展望と将来進むべき方向を決める仕事

以上の6項目を私の経営者としての30数年の経験や税理士としての「経営指導」の経験を交えて細かく勉強していくと、本当に「なる程」と感心させられるものでした。
1万2千円もする高い本ですが、興味のある方は、読んでみてはいかがでしょうか。





 加藤 繁 
税理士法人 森田経営
代表社員

昭和40年2月23日生
主な資格:税理士、行政書士

※ 現在、市役所、公民館、商工会議所等で経営・簿記・税金等の講師としても活躍中

加藤 繁
税理士法人 森田経営
代表社員

昭和40年2月23日生
主な資格:税理士、行政書士

※ 現在、市役所、公民館、商工会議所等で経営・簿記・税金等の講師としても活躍中


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