2013年11月10日

来年の抱負と計画

毎年11月に入ると、本格的に来年のことを考えはじめます。

来年はどの様な年にしたいのか、何をしたいのか、会社をどの様にしたいのか(私は会社の経営者ですので)、自分は何をしたいのか、会社経営者と個人としての立場、2つに分けて考えるようにしています。そして、考えた内容を必ず紙に書いて残します。

まず、会社の経営者として会社をどのようにしたいのか、来年の会社の方向性を考えます。会社には「経営理念」や「ビジョン」がありますので、それらに沿って考えなければなりません。そして、中期(3年~5年)の「経営戦略」を検討した上で来年の「経営方針」を考えます。経営においては、この「経営戦略」が最も重要であると言われています。

次は、自分自身の来年の抱負です。最終的には、毎年箇条書(5つ位)にして紙に書き、できるだけ毎日見ることにしています。例えば、1ヶ月の読書時間を50時間と設定した場合、毎日の読書時間を記録し、月末に集計して50時間できたかを確認します。この様なことをもう何十年も続けています。

皆さんの中にはもっとしっかりした計画を作っている方も多くいらっしゃると思います。計画に多くの時間をかけた人ほど、実現する可能性が高いと言われています。



2012年12月11日

来年の経営方針の作成

毎年12月に入ると来年の事業計画を作成します。事業の計画を作る主な要素を列挙したいと思います。

1.売上目標
最も簡単な売上の計算は、お客様の数×平均商品単価=売上高です。お客様の数を増やす方法を考えなければなりません。これが最も難しいことです。
同時に売れる商品(又はサービス)は何かよく考え、商品を開発しなければなりません。

2.社員の数
上記の売上を達成するのに従業員はどの様な人が何人必要か考えます。給料はいくら位にするか考えます。組織図を作る必要があるかもしれません。

3.設備計画
来年、上記の売上や社員の数の場合においてどのような設備が新たに必要か考えます。たとえば、建物、機械、車、備品等です。

以上の3項目と前期の決算書があれば、立派な経営計画書が作成できます。
関与税理士等に相談して、経営計画書を毎年作成してみてはいかがでしょうか。取引銀行に提出すれば、信用が深まり大変喜ばれると思います。



2011年01月07日

グレートカンパニーを目指して

新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
昨年12月31日に私は一人事務所で今年の我が社の経営方針を考えました。それを紹介したいと思います。

最近、経営コンサルタント会社である(株)船井総合研究所では「グレートカンパニー」という言葉をよく使います。それを受けて、我が社はこのグレートカンパニーを目指そうと思いました。

平成23年経営方針
 グレートカンパニーを目指して

次の3つを目指します。
(1)定量的成長
 売上や利益といった経営指標など、数字で表せる項目の成長追及

(2)定性的成長
 接客力、期待を超えるサービスができるといった、人間力の追及
 ルールを守る、礼儀正しい、愛想が良いなどのスキルが身に付いているかどうかです。

(3)第三の道
 会社のスタンス、ポリシー、理念の追求といった、他社と自社との違いを明確にして、独自固有の長所という考え方や、非競争という考え方など、個性確立の追求

上記3つの成長軸は互いに連動して、相乗効果を発揮します。我が社の理念のもと、独自のビジネスモデルを磨き上げ、その結果、持続的成長を続ける会社にしたいと思います。
並みの会社を目指すのではなく「グレートカンパニー」を目指します。

皆さんも,年頭に当たり自社の本年度の経営方針を考えたらいかがでしょうか。


2010年12月10日

来年の準備の時期

今、このブログを書いているのは、12月5日の日曜日の午前中です。誰も居ない事務所で、今日は一日来年の準備をしようと思っています。今日は次の様なことを考えようと思います。

(1)来年平成23年会社のスローガン
我社では、毎月月初めの午前中に全社員で勉強会を行っています。毎年11月の勉強会で、私が来年の経営方針の概要を話します。それを受けて、全社員から来年のスローガンを募集します。一人1つは、全員考えて提出してもらいます。幹部社員の意見を聞いて最終的には、私が決定しています。
採用されたスローガンは、毎日の朝礼の時に全員で唱和します。ちなみに、今年のスローガンは、『「三現主義」を心がけ、お客様との会話を大切にしよう」 』です。三現主義とは、現場・現物・現実のことです。

(2)来年の経営計画書の作成
毎年12月には来年の経営計画書を作成します。私が開業2~3年後初めて作成した経営計画書は7ページ程でしたが、今年35期の経営計画書は77ページでした。内容は、次の通りです。
1.経営基本方針 (経営理念) について
2.我社の未来像(ビジョン)について
3.平成23年経営方針
4.2011年(平成23年)事業予定表
5.本年度スローガン
6.組織図
7.組織及び職務分掌に関する規則
8.委員会制度について
9.・・・・・・・・・・・・と続いていきます。

1月には毎年経営方針発表会を開催します。
経営者の方々でまだ経営計画書を作って無い方は、是非作成することをお勧めします。


2010年05月10日

経営方針発表会の重要性について

 先日私共の得意先で立派な経営方針発表会がありましたので、その模様をお話ししたいと思います。
 その会社は社員総勢9名(パートの女性2名含む)の中小零細企業ではありましたが、得意先、銀行等外部の関係者20数名を招待して行われました。
 方針発表は、社長を中心に会社の現状と次年度の抱負や決意を話されましたが、壇上では、社長だけではなく、9名の社員全員が堂々と次年度に向かっての抱負や決意を発表されたことには、感動いたしました。
 社長の年齢もまだ35歳と若く、この企業は、必ず成長発展していくものと、思われました。
 今世間では百年に一度と言われる大不況の中にあり、8割近くの企業が、赤字経営に成っておりますが、このような経営方針発表会を行っている私共の会社については、逆に8割近くの会社が黒字経営をしています。
 現在私共の得意先で経営方針発表会を開催している企業は、1%程度ですが、是非皆さんの会社も経営方針発表会を開催することをお勧めします。 




 加藤 繁 
税理士法人 森田経営
代表社員

昭和40年2月23日生
主な資格:税理士、行政書士

※ 現在、市役所、公民館、商工会議所等で経営・簿記・税金等の講師としても活躍中

加藤 繁
税理士法人 森田経営
代表社員

昭和40年2月23日生
主な資格:税理士、行政書士

※ 現在、市役所、公民館、商工会議所等で経営・簿記・税金等の講師としても活躍中


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