2006年12月14日

年末調整での国民年金保険料申告

 平成17年分の年末調整から、国民年金保険料を支払ったことを証明する書類を添付することが義務付けられました。この書類は、11月初旬に社会保険庁から国民年金の被保険者へ「社会保険料(国民年金保険料)控除証明書」という形式で送付されています。この控除証明書がない場合、社会保険料控除を受けることができませんので、紛失等がないように注意してください。

◇証明書に記載された月分以外の保険料を納付している場合
 証明書に記載した証明日以降平成18年12月31日までの間に、証明書の納付対象月欄の「済」又は「見」と印字された月分以外の保険料を納付した場合は、「(1)納付済」又は「(3)合計額」の欄に記載された金額に当該納付分を加算した額を申告書に記入し、証明書と併せて追加で納付した国民年金保険料の領収証書も必ず添付してください。


2006年11月10日

住宅取得資金の贈与の特例

今回から、しばらく「コラム」に代えて「税務に関する情報」をお届けします。

《延長》

住宅取得資金の贈与の特例(相続時精算課税)は、適用期限が平成19年12月31日まで2年延長されました。

この特例は、父母から、自己の居住の用に供する住宅用家屋の新築若しくは取得又は増改築等のための金銭の贈与を受けた場合において、贈与者が65歳未満であっても相続時精算課税の選択をすることができ、非課税枠(特別控除額)を3,500万円まで拡大するというものです。


《廃止》

住宅取得資金等の贈与の特例(暦年課税)は、平成17年12月31日をもって廃止されています。

 この特例は、父母又は祖父母から、自己の居住の用に供する住宅用家屋の新築若しくは取得又は増改築のための金銭の贈与を受けた場合において、そのうち1,500万円までの部分については、一定の方法により贈与税額を計算(550万円までについては贈与税がかからない)することができるというものでした。


2006年09月20日

理想の会社について

以下は、私が会計事務所を念頭に考えた「理想の会社」です。参考にしてください。

I.革命
 (1)あらゆる業務のサイクル・タイムを50%短縮する
 (2)高度な知識を必要とする付加価値の高い仕事をする
 (3)学ぶことへの飽くなき欲求が必要
 (4)仕事に専念する
II.組織
 (1)連邦型
 (2)4人か8人9人程度の戦略事業ユニット
 (3)顧客と密着した組織
 (4)顧客と共生する組織
 (5)徹底して個々の顧客のニーズに合わせたサービスを提供
 (6)個々のユニットのトップは独立の気概に満ちている
III.権限
 (1)社員を一人残らず起業家に変身させる
 (2)仕事を最初から最後までやり通すのに必要な技能のほとんどすべてにわたって社員
    は訓練を受ける
 (3)組織が起業家の集団に転換すれば業績は必ず向上する

IV.忠誠心
 (1)独立の請負契約者(フリーランサー)のような考え方で行動する
 (2)「自学自習の時代」みずから努力することを怠れば取り残されてしまう
 (3)知的価値がものをいう今日、「並外れた専門能力」を追求してやまない一級の人材を
    十分に育てているかどうか
V.ネットワーク
 (1)人脈ネットワークの活用 機能的に結び付けられたネットワーク型組織
 (2)企業自体は得意分野に焦点を絞る一方で、その他の業務はネットワークを組んで協
    力し合う 岩のように堅固な業務提携ネットワーク
 (3)通信ネットワークの活用
 (4)常勤の専門職スタッフの養成
VI.知識の創造と活用
 (1)専門知識の重視   会話 = 仕事
 (2)仕事をしながら生涯学びつづける
 (3)熱意に燃えた起業家精神

VII.創造化の時代
 (1)最も大切な「企業イメージ」
 (2)「わが子を就職させたい」企業の創造
VIII.会社の魅力
 (1)顧客の夢を満足させ、顧客の想像力を刺激する何かが、会社に必要である
 (2)自分の人生を変えたくなるような刺激を与える
 (3)だれもやっていないからといって不可能なわけではない
 (4)顧客との共生
 (5)組織というものは、おおかたの経営陣が考えている以上のことをやり遂げる能力を備
    えている
 (6)情熱を燃やして勉強に取り組み、生涯を通じて仕事に打ち込む社員の養成
 (7)期待される以上のサービスが提供できる会社


2006年08月10日

吉川武男のバランス・スコアカード(3)

 下記は、ある製造業の会社のバランス・スコアカードです。私も参加し、実際に作成したものです。参考にしてください。

財務の視点
 戦略目標
   (1)売上げを拡大する  (2)低コストを実現する。
 重要成功要因
   (1)社員一人当たりの売上高を向上させる  (2)原価率を下げる。
 業績評価指標
   (1)一人当たり売上高  (2)売上原価率
 数値目標
   (1)1.1億円  (2)75%から70%へ
 アクション・プラン
  ・広告宣伝を増やす ・販売網の検討 ・BSCの導入
 ・取引先業者の見直し ・値引き交渉

顧客の視点
 戦略目標
   (3)魅力的な商品を開発する (4)価格を安くする
 重要成功要因
   (3)人気商品を安定して市場に供給する (4)販売単価を下げる
 業績評価指標
   (3)製品別シェア (4)販売単価
 数値目標
   (3)冷蔵庫においてシェア20%へ (4)マイナス5%
 アクション・プラン
   ・モニターの活用 ・市場調査の実施

業務プロセスの視点
 戦略目標
   (5)企画・開発力を強化する (6)製造コストを圧縮する
 重要成功要因
   (5)話題性のある新商品を開発する (6)工場の稼働率を上げる
 業績評価指標
   (5)マスコミの取上げ件数 (6)機械稼働率
 数値目標
   (5)3千件/年(6)90%
 アクション・プラン
   ・マスコミとの定期的情報交流 ・エンドユーザーからの問い合わせ
   ・クレーム内容分析 ・配置転換による体制の強化 ・遊休設備の統廃合

人材と変革の視点
 戦略目標
   (7)企画・開発の人員を強化する (8)コスト意識を向上させる
 重要成功要因
   (7)製品企画・提案活動を活性化させる (8)コスト削減提案活動を活性化する
 業績評価指標
   (7)実用新案・特許申請/取得件数 (8)コスト削減の提案/採用件数
 数値目標
   (7)申請30000件 取得10000件 (8)提案50000件 採用30000件
 アクション・プラン
   ・企画/開発担当の営業活動体験 ・優秀な若手の配置
   ・提案褒章制度の採用 ・コスト削減効果を賞与ファンドへ反映
   ・特許による利益の社員還元


2006年07月10日

吉川武男のバランス・スコアカード(2)

 今回は、前回でお話した、吉川武男教授のバランス・スコアカードについて、もう少し詳しくお話したいと思います。
 バランス・スコアカードとは、吉川教授は、「企業経営や行政におけるナビゲータの役割を果たし、総力戦で企業や行政を成功に導く戦略経営時代の戦略志向のナビゲーション経営システムである。」と述べていると前回説明させて、いただきました。
 今回は、バランス・スコアカードの「ビジョンと戦略」を中心とした、4つの視点についてもう少し詳しく述べたいと思います。バランス・スコアカードは、理想のビジョンを、戦略を持って、実現するために次の4つの視点から考えていこうとするものですが、これは1つの例で必ずしも次の4つとは限らず、例えば、「従業員の視点」とか「環境の視点」などから考えても良いのです。
 それでは、代表的な4つの視点について考えてみます。

(1)財務の視点。
 財務的に成功するために、ステークホルダー(利害関係者)に対し、どのように行動すべきか。
 業績評価指標・・・売上高、純利益、投資利益率
(2)顧客の視点
 ビションと戦略を達成するために、顧客に対し、どのように行動すべきか。
 業績評価指標・・・新規顧客獲得率、顧客定着率、市場占有率、納期の厳守
(3)業務プロセスの視点
 株主と顧客が満足するために、どのような業務プロセスに秀でるか。
 業績評価指標・・・新製品開発件数、生産のリードタイム、製品コスト、不良率
(4)人材と変革の視点
 ビションと戦略を達成するために、どのように人材育成と変革能力を強化すべきか
 業績評価指標・・・教育訓練費、従業員のボーナス、従業員満足度、提案件数




 加藤 繁 
税理士法人 森田経営
代表社員

昭和40年2月23日生
主な資格:税理士、行政書士

※ 現在、市役所、公民館、商工会議所等で経営・簿記・税金等の講師としても活躍中

加藤 繁
税理士法人 森田経営
代表社員

昭和40年2月23日生
主な資格:税理士、行政書士

※ 現在、市役所、公民館、商工会議所等で経営・簿記・税金等の講師としても活躍中


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