2013年09月10日

従業員給与の定め方について

中小零細企業の給与の定め方について経営者に聞いてみると、ほとんどの企業は経営者の独断と偏見で決めているようです。従業員が仕事に意欲をもって納得して働いてもらうには、給与の定め方は大切です。少なくとも企業が拡大発展して行く為には「給与の定め方」は重要な要素といえます。私の給与の定め方についての考えをこのブログで書きたいと思います。

従業員給与は大きく分けると毎月の「給料」と「賞与」と「退職金」の3つに分けられますので、それぞれについてお話ししたいと思います。

1.給料
毎月の給料の定め方については、給料は従業員にとってみれば生活費の源ですから、生活できないような給料では問題です。また、毎月の給料はある程度安定してしていることが必要です。
給料は、簡単な仕事をする人の給料が安く、難しい仕事をしていくにつれてだんだん高くしていくのが当たり前です。ですから、簡単な仕事をする人はいつも簡単な仕事をし、難しい仕事をする人は常に難しい仕事をしてもらわなければなりません。給料の高い人が簡単な仕事をしていてはいけません。
最も簡単な仕事をI等級と定め、難しくなるにつれてII等級III等級と上げて行き、等級ごとに給料を定めると良いと思います。
給料は、基本給だけがベストで諸手当はできる限り少なくする方が良いと思います。

2.賞与
賞与は、会社に対する貢献度、あらかじめ定められた本人又はグループの業績により計算して支給するのが良いと思います。
賞与は企業の業績に連動して大きく変動しても良いと思います。企業の業績に貢献した人やグループの人たちが報われる賞与にしたいものです。

3.退職金
現在の企業経営においては、退職金の規定は無いのが良いと思います。大企業においても退職金の規定を無くしていく方向にあります。





 加藤 繁 
税理士法人 森田経営
代表社員

昭和40年2月23日生
主な資格:税理士、行政書士

※ 現在、市役所、公民館、商工会議所等で経営・簿記・税金等の講師としても活躍中

加藤 繁
税理士法人 森田経営
代表社員

昭和40年2月23日生
主な資格:税理士、行政書士

※ 現在、市役所、公民館、商工会議所等で経営・簿記・税金等の講師としても活躍中


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