2020年06月10日
前月のブログで巣ごもり期間中に見た映画の話をしましたが、今月は漫画を紹介します。
去年から話題になっていた「鬼滅の刃」という漫画です。
すごく人気がありブームになっていると聞いたので、去年の秋頃一度ネットフリックスでアニメを見始めました。1話から5話ぐらいまで見たのですが、期待していたほど面白くなかったので途中で見るのをやめてしまいました。
それが最近、連載が終了するということでまた大きくマスコミ・雑誌に取り上げられているのを見て、何がそこまで面白いのか不思議に思い、今回は漫画本を1巻から読むことにしました。
最初のほうはアニメで見ていたので、やはりあまり面白くないと思いましたが、我慢して読み進めました。
ところが徐々に話に引き込まれ、途中から止められなくなり一気に発売されている巻まで読んでしまいました。
ストーリーとしては、主人公の妹が鬼にされてしまい、その妹を人間に戻すために鬼を退治していくというようなもので、それほど奇抜なものでもなくある意味単純な話です。
何が引き込まれるかというと、主人公の味方や鬼の人間性を巧みに描写して、何か哲学的なものを感じるところです。
敵となる鬼も最初から悪かったわけではなく、鬼になってしまった悲しい過去があるという描写があり、憎いだけの相手ではなく同情してしまうところもあり心が動かされます。
漫画本といえば基本は子供が読むものだと思っていましたが、奥の深さに感心しました。
興味を持った方は一度手にとってみてもいいのではないでしょうか。
加藤 繁
税理士法人 森田経営
代表社員
昭和40年2月23日生
主な資格:税理士、行政書士
※ 現在、市役所、公民館、商工会議所等で経営・簿記・税金等の講師としても活躍中