2012年06月10日

ビジョン(未来像)の重要性について

皆さん既にご承知の通り、日本だけではなく世界中で、政治も経済も社会も混迷の時代を迎えています。この様な時こそ、自社の未来のビジョンを考える時ではないかと思います。それも今から20年後ぐらいの長期ビジョンを考えてみてください。

経営者の最も重要な仕事は、「自らの経営理念(経営に対する考え方)に基づく自社のビジョン(未来像)を考え、そのビジョンを実現するために、儲かる事業構造をつくること」と言われています。この「儲かる事業構造をつくる」ことは、「経営戦略をたてる」ことと同じです。

20年後のビジョンとは具体的には、次のような事柄ではないかと思います。
(1)20年後、どの様な商品や製品やサービスを売っているべきか
(2)上記の商品等の販売先はどの様なお客様なのか
(3)また上記の様な商品等をお客様にどの様に仕入れて又は作って売るのか、それにはどの様な社員が必要か
(4)20年後の売上金額はいくらか。お客さんの数はどうか。従業員の数は何人か
(5)上記の規模を達成するには、どの様な設備や建物や事務所等が必要か
等、考えればまだまだありそうです。

ここで重要なことは、これらのビジョンを従業員も含めて考え、皆がワクワクドキドキできる様なビジョン(未来像)にすることです。

そして20年後のビジョンができたら、それを実現するために、20年後から逆算して10年前はどうあるべきか、15年前はどうあるべきか、すなわち今から考えると5年後はどうあるべきか、をより具体的に作り上げていきます。

是非、一度考えて、紙に書いてみてはいかがでしょうか。





 加藤 繁 
税理士法人 森田経営
代表社員

昭和40年2月23日生
主な資格:税理士、行政書士

※ 現在、市役所、公民館、商工会議所等で経営・簿記・税金等の講師としても活躍中

加藤 繁
税理士法人 森田経営
代表社員

昭和40年2月23日生
主な資格:税理士、行政書士

※ 現在、市役所、公民館、商工会議所等で経営・簿記・税金等の講師としても活躍中


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