2012年01月11日
時々本屋へ行きますが、昨年の暮れ「そろそろ自宅の大掃除をしなくては」と思っていた時、新・かたづけ術「断捨離」という題名の本が、目に入りました。聞いたことのあるような本の題名だったし、「断捨離」という言葉に関心があったため、購入して読んでみました。大変参考になったので、ご紹介したいと思います。
もともと「断捨離」とは、ヨガでの心の執着を手放す行法哲学「断行・捨行・離行」からきている言葉で、これを著者の「やました ひでこ」氏が「モノのかたづけ方法」に応用した本でした。
「断捨離」とは、「モノの片づけを通して自分を知り、心の混沌を整理して、人生を快適にする行動技術」と説明されています。簡単に言いますと、
「断」とは入ってくる要らないモノを断つことで、むやみにモノを買わないこと。
「捨」とは家にはびこるガラクタを捨てることで、おおよそ家にあるモノの8割はガラクタのようです。「捨」がなかなかできない。
「離」とはモノへの執着から離れ、ゆとりある「自在」の空間を創造することで、自分の心も整理され、ご機嫌になることではないかと思います。これが目的です。
要するに「断捨離」とは、「片付け」や「大掃除」のやり方の方法では無く、モノに対する考え方の問題のようです。私自身も、最近、「断捨離」を心掛けています。周囲が整理整頓されガラクタが減っていくと、以前より清潔な感じになります。そうすると、なんとなく気分も良くなってくるので、不思議です。
皆さんも今年は「断捨離」を実行されては、いかがでしょうか。
加藤 繁
税理士法人 森田経営
代表社員
昭和40年2月23日生
主な資格:税理士、行政書士
※ 現在、市役所、公民館、商工会議所等で経営・簿記・税金等の講師としても活躍中