2025年05月12日

「読書の勧め」

皆さん、日頃、読書をされていますでしょうか。
私は、大学生の頃から、1か月に10冊の本を読むことを目標にしています。
仕事の忙しさやその時々の読んでいる本の種類・内容などから、達成できる月もあれば達成できない月もあります。
無理矢理、数あわせで本を読むのも良くないと思っているので、無理に目標を達成しようとまではしていません。
 
最近の5年間では、以下のとおりの読書数です。
2021年(令和3年)    76冊
2022年(令和4年)  125冊
2023年(令和5年)    97冊
2024年(令和6年)  159冊
2025年(令和7年)    44冊(※5月15日時点)
 
よく読んでいる分野も、その時々で移り変わりがあります。
10代 文学
20代 歴史 政治
30代 歴史 哲学
40代 経営
 
今年読んだ中で勉強になった本として、ユニクロ創業者の柳井正さんの
『一勝九敗』と『成功は一日で捨て去れ』を紹介します(いずれも新潮文庫)。
”失敗から学びを得て成功を勝ち取る、その成功に安住せずまた次の勝負に出る”
という柳井さんの経営者としての一貫した姿勢には大いに感銘を受けました。
 
読書の良い点は、人の経験を学ぶことができること、人の思考を追体験できることだと思います。
人間一人ひとりが自分で経験できることは限られています。
読書を通して、優れた人の経験や思考を学び、自分の会社の経営に、あるいは自分の人生に、
それらを取り入れていきたいと思います。


2025年04月17日

「コンフォートゾーンとラーニングゾーン」

”コンフォートゾーン”と”ラーニングゾーン”という言葉をご存知でしょうか。
コンフォートゾーンとは、その人が慣れていて安心して快適に過ごせる領域のことをいいます。
また、ラーニングゾーンとは、その人にとって経験がなかったり現在の能力を超えていたりする領域で、
新しい挑戦をしたり、新たな学びを得る領域のことをいいます。
 
自分が今まで慣れ親しんだ領域、自分にとって物事が上手く進められる領域、想定外のことが起きない領域、
こういった心配のない領域で過ごすことは快適なことです。
しかし、このコンフォートゾーンだけで過ごしていると、成長が得られにくいですし、新たな物事に挑戦しようという積極的な気持ちも失ってしまうかもしれません。
特に、現在のように、変化の激しい時代、将来を見通しがたい時代においては、コンフォートゾーンにいるだけでは、時代に取り残されてしまうかもしれません。
新たな領域、未知の領域へのチャレンジ。こうした積極性こそが、今の時代に求められるものだと思います。
 
ただ、新たな領域にチャレンジするといっても、いきなり大きなことをやり始めるというのも上手く行かないかもしれません。
そこで、コンフォートゾーンから出て、ラーニングゾーンに入ることに慣れるため、日常的にできることをご紹介します。
 (1) いつものテレビ番組、YouTube動画ばかり見ず、新しい番組・動画を見る。
 (2) 外食の際、新しい店に行ったり、食べたことのない料理を注文する。
 (3) これまで読んだことのない著書の本を読む。
 (4) 好きなジャンルではないジャンルの映画を観る。
 (5) カラオケで、今まで歌ったことのない歌に挑戦する。
 (6) 服装や靴など身につけるもののタイプを変える。
などです。
 
どうでしょうか。これぐらいなら簡単だと思えるのではないでしょうか。
とにかく、今までに経験したことのない初めてのことで、自分にとってハードルの低いことから気軽に初めて見るのが良いと思います。
簡単なことの積み重ねで挑戦することになれていくと、徐々に大きな挑戦にも取り組もうという気持ちが芽生えてくると思います。
 
ちなみに、昨日の私の初めての挑戦は、「新商品のビールを飲む」でした。


2024年07月10日

就任のご挨拶

小暑の候、お客様をはじめ関係各位の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

このたび、令和6年7月1日より、私、西川和志は、弊社代表取締役・代表税理士 加藤繁 とともに
弊社共同代表として就任いたしました。
微力ではございますが、お客様の発展のため並びに社業の発展のため専心努力をいたす所存でございますので、
何卒ご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
 
弊社は、創業者である森田勝巳が昭和51年3月に開業して以来、来年で創業50年になります。
「お客様の発展と安定のため誠実に奉仕する」との森田勝巳の初志を引き継ぎ
今後ともお客様の会社経営をご支援させて頂くとともに、様々なお悩みごと、お困りごとを解決するお手伝いをさせて頂きたいと考えています。
 
なお、今回から当ブログにつきましては、加藤に変わりまして、西川が担当させていただきますのでよろしくお願いします。

税理士法人 森田経営
代表取締役・代表税理士 西川和志

 


2024年06月10日

お客様は神様?

「お客様は神様です」という言葉、聞いたことありますよね。
でも最近、この考え方が通用しなくなってきているのです。その理由は「カスタマーハラスメント(カスハラ)」という言葉の登場です。カスハラとは、お客様が従業員に対して行う理不尽なクレームや要求、嫌がらせのこと。例えば、このような行動・言動です。

  •   「お前、仕事できないなら辞めちまえ!」と大声で怒鳴る
  •   些細なミスを理由に土下座を強要する
  •   「ネットに書き込んでやる」と脅す

こんな非常識な行為は普通は考えられません。でも実は、6~7人に1人の従業員がカスハラ被害に遭っているというデータもあります。
なんでこんなカスハラが増えているのでしょうか。その背景には、

  1.SNSの普及で、お客様の「発言力」が増したこと
  2.過剰なサービス競争から、お客様の要求レベルが上がったこと

などが挙げられます。つまり、「お客様は神様」という意識が行き過ぎて、お客様のわがままを許容する風潮が生まれてしまったのです。
でも企業も黙っていません。カスハラから従業員を守るため、
  •   カスハラ対応マニュアルの作成
  •   従業員向けのカスハラ研修の実施
  •   社内の相談窓口の設置

など、さまざまな対策に乗り出しています。トップ自ら「カスハラは許さない」というメッセージを発信する企業も増えてきました。
カスハラ問題は、単に企業だけの問題ではありません。私たち消費者一人一人が、「お客様だから何をしてもいい」という意識を改め、従業員の人権を尊重することが大切です。
健全な企業と顧客の関係を築くために、みんなで一緒に考えていきましょう。カスハラのない社会を目指して!
 
 


2024年05月10日

黄金のペットボトル

今年のGWはイベントの開催や国内・海外旅行などで、コロナ以前に戻ったような賑わいでした。海外旅行はアジアの都市が、国内旅行は沖縄・北海道・長崎などが特に人気だったようです。

ただ、テレビのニュースを見ていると、高速道路の渋滞はそれ程ひどくなかったように思えました。以前は何十キロも渋滞になり、それをテレビで見ながら、車に閉じ込められて大変だな、特にトイレはどうするのだろうと思っていました。
 
トイレといえば、「黄金のペットボトル」という言葉をご存じでしょうか?
「黄金のペットボトル」とは、トラックドライバーなどが長距離運転中に尿を入れて捨てるペットボトルのことで、この問題は特にサービスエリア(SA)や高速道路沿いで顕著に見られ、環境汚染や衛生問題を引き起こしています。最近、名神高速道路の養老サービスエリアで行われた清掃活動では、尿が入ったペットボトルが数百本回収されました。これらのペットボトルは、ドライバーがトイレに行く時間がない、または利用可能なトイレが不足していることから、運転中に尿をペットボトルに入れ、そのまま窓から投げ捨てるという行為によって発生します。
この問題は、ドライバーの労働環境や働き方改革関連法の影響も受けており、サービスエリアが「無法地帯」と化している状況が指摘されています。また、このような行為は、道路や環境の美観を損ねるだけでなく、衛生的にも問題があるため、関連法規の整備や適切な施設の提供が求められています。
 
運転中に尿をペットボトルに入れるという行為は相当難易度が高く、危険でもあり、自分は上手に入れる自信がありません。世の中器用な人がいるものだなと、ある意味感心してしまいます。
長距離ドライバーの働き方改革で、こういった問題も解決されることを望んでいます。




 西川 和志 
税理士法人 森田経営
代表社員

昭和54年7月19日生
主な資格:税理士、弁護士

西川 和志
税理士法人 森田経営
代表社員

昭和54年7月19日生
主な資格:税理士、弁護士


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