2019年03月10日
日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告が釈放されました。
作業着を着て変装するという想像していなかった登場で、弁護士の提案だったということですが、それがいいのか悪いのか判断できないような精神状態ではなかったのでしょうか?107日も身柄を拘束され、10億円もの保釈金を払ってやっと出てこられた気持ちは本人しかわからないでしょう。
つい半年前までは誰もが尊敬するカリスマ経営者で、話しかけるのはもちろん、近づくことさえも憚られるオーラをまとった人物があっという間に転落していくさまは、まるで映画を見ているような気がします。
詳しいことはわかりませんが、罪を犯したことが事実なら、反省し罪をつぐない、復活してその類まれな能力を世の中のためにまた使って欲しいと思います。
「無罪請負人」と呼ばれる弘中弁護士軍団が弁護することになり、今後の行方が注目されます。
ただ、この一連の動きにはゴーン被告だけではなく、日産・三菱・ルノーそれからフランス政府・日本政府がからむ国際的な問題のような気がするのは私だけでしょうか。
加藤 繁
税理士法人 森田経営
代表社員
昭和40年2月23日生
主な資格:税理士、行政書士
※ 現在、市役所、公民館、商工会議所等で経営・簿記・税金等の講師としても活躍中