2019年06月10日
PayPayが大規模なキャッシュバックキャンペーンを行ってから、QRコード決済等の電子決済が一気に増えたような気がします。政府もキャッシュレス化を推進していくようなので、今後ますます増えていくでしょう。
そこで、キャッシュレス化のメリットを考えてみました。
1.コンビニなどでの決済が早い
財布からお金を数えて出しお釣りをやり取りするより、タッチするだけなので早い
2.お金は汚い
お札でも硬貨でもお金は色々な人が触り洗うことはないので汚い
そのため触ると手が汚れる(私はあまり気にしたことはありませんが・・・)
3.使用明細が把握できる
電子決済にすると支払額や支払先がデータとして残るので利用履歴が残る
4.ポイントがたまる
クレジットカードや電子マネー等の電子決済で支払うとポイントが付きお得
思い付くものを列挙しただけでも上記のメリットが考えられます。
これに対し、デメリットは何でしょうか?
電子マネーを使われる店側は、手数料がかかるのでその分利益が減ってしまい損をします。
使う側はお金という実物がなく、データ上でやり取りするので不安を感じる人もいるでしょう。
セキュリティに関しては、かなり高度化しているので普通に使う分には問題ないと思いますが、リスクがあるのは否定できません。
キャッスレス化を進めるに当たって一番の問題は、子供の頃からスマホやコンピューターに慣れている若い人は抵抗なく使えると思いますが、それなりの年齢の人にはチャージやQR決済は少しハードルが高いのではないでしょうか。
さらにポイントの獲得の仕方や使い方も、意外と理解するのに苦労します。
ただ、メリットデメリットを考えていても、今後世の中はキャッシュレス化に進んでいくのは間違いないので、取り残されないようにしっかりついていきたいものです。
加藤 繁
税理士法人 森田経営
代表社員
昭和40年2月23日生
主な資格:税理士、行政書士
※ 現在、市役所、公民館、商工会議所等で経営・簿記・税金等の講師としても活躍中