2013年04月10日

天国と地獄の話

今回は私が聞いた天国と地獄の話をしたいと思います。

それぞれ8人の二つのグループが車座になり「うどん」を食べることになりました。どちらのグループも「うどん」を食べる箸の長さは1メートル位ありました。「おつゆ」はそれぞれの前にありました。どちらのグループも皆「おなか」が空いていました。

あるグループは真ん中に置かれた「うどん」の入った釜が沸騰してきてちょうど食べごろになり、一斉に食べることになりました。それぞれの人々は「おなか」が空いているので早く食べようとしますが,箸が長いのでなかなか上手く「うどん」を自分の口に運ぶことができません。中には上手く工夫して何とか食べようとする人がいると、人に食べられては自分の食べる分が減るということで食べようとする人の箸を自分の箸で叩いて食べさせまいとします。そのうち相手の目を箸で突いて目が見えないようにしようとします。「うどん」はみな床に落ち、誰も食べることができず、阿鼻叫喚の様相を呈しておりました。こうなればこれがこの世の地獄ではなかろうかと思います。

一方、もう一つのグループも同じ条件で皆一斉に食べることになりました。しかし、箸が長いので上手く食べられないことが解ると、ある人は自分がお腹が空いているのを我慢して、自分の箸で向かいの相手の口に「おつゆ」を漬けて食べさせてあげました。食べさせて貰った人も「自分だけ食べさせて貰って申し訳ありません」と相手に感謝して「あなたもどうぞ」と言って同じことをしてくれます。クループ全体が同じ様なことをして、皆感謝しつつ「うどん」を腹いっぱい、きれいに食べることができました。これはこの世の天国ではなかろうかと思います。

現実ちょとした、心の思いが原因で、地獄になったり天国になったりするのではなかろうかと思います。日頃「相手に対する思いやり」や「感謝の気持ち」「少しの我慢」等心掛けたいと思います。





 加藤 繁 
税理士法人 森田経営
代表社員

昭和40年2月23日生
主な資格:税理士、行政書士

※ 現在、市役所、公民館、商工会議所等で経営・簿記・税金等の講師としても活躍中

加藤 繁
税理士法人 森田経営
代表社員

昭和40年2月23日生
主な資格:税理士、行政書士

※ 現在、市役所、公民館、商工会議所等で経営・簿記・税金等の講師としても活躍中


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